世界に笑顔がこぼれる食卓を
食卓に笑顔がこぼれれば、ほんの少しの時間かもしれないし、小さい数人の空間かもしれないけど、そこには平和が生まれるんじゃないかな。
もしそんな食卓が、世界中に広がれば、世界はきっともう少しだけ平和になるんじゃないかな。

そんなことを思いながら、ただ単純に

「おいしい」って自然と言葉がこぼれ落ちるような
そんな野菜作りをしたらいいんじゃないかな?と
肩ひじ張らずに
シンプルに


ほぼ毎日更新の鎌塚農園の様子は

野菜などのお問い合わせは

2013年10月16日水曜日

アオムシ戦争

頻繁に更新するぞ!
といってはや三日。
時がたつってのは、早いね。


ここ数日、昼間暑く、夜寒いという典型的な秋になってきたわけです。
しかし!
昼間暑いってのがね。
暑すぎるのさ。

そんでもって、夜寒い(夜温)が低すぎるのさ!

植物もびっくりたまげてるはず。
そして人間の体もビックリたまげてます。

油断するると風邪ひくぜ。。って感じです。


さて、最近は、mixiやらFacebookやらTwitterやら、linked inやら色々SNSってのが流行ってて、
やはりそっちでも、投稿するわけです。
僕の場合は、実はFACEBOOKの投稿が一番多いんだけど
最近は、便利な世の中になったから、FBの発言が自動的にtwitterに流れて
twitterの投稿が自動的にmixiにながれるっていう

時代の最先端ってすげーなと思ってます(まぁ結構前からできたけどね)

そんでもって、Google+なるものもあってそっちもやったりやらなかったり。
情報出したい放題、
僕がいつどこにいるか、全世界にまるわかりですよ。

うちの農園情報はおそらく、twitterが一番、最速・最新・最繁です。
是非気になる方は、フォローしてください。

今日は台風26号の影響で、天気が不安定になっていまして、本来なら、午後から晴れるはずが、
にわか雨が降ってみたり、日が照ってみたりと忙しい天気です。
作業をしていると、突然、冷たい雨に当たり、体が冷え切って、
そのせいで、無駄な120円を使ってしまっています。
僕が無駄に120円を使ってしまうのは、今日は、台風のせいです。マッタク!

今日ね。
台風で、雨がいっぱい降ったので、排水処理をしないとなとおもって、白菜+キャベツ畑に行ったわけですよ。
そうするとね。
水もひどかったんだけど、何よりも、葉っぱを食い散らかす、やつらが!
やつらですよ!
野菜ばっかりくってるから、体が緑色で、ニョロニョロ動いて、硬い筋だけ残すっていう
よくいえば、野菜の葉っぱを美しいレース柄にしてくれる。
レース職(虫)

「アオムシ」

先日、プレバソンでやっつけたと思ってたけど!
まだ、やつらは、居座ってたな。
戦死者(虫)は数多くいたようだけど、それでも生き残ったやつらが、見えないところに居座ってて
もうゲリラ戦。

だからこっちも応戦しようと思って、
「昼からは晴れたら覚えとけ!」と
虫に悪態をついてで、畑を後にしたんだけど

「天気はやつらを味方した・・・」

まぁ晴れないわけ。
最低でも6時間ぐらい晴れてくれないと、防除できない。

今回は、彼らのために特別配合(といっても水で薄めて、展着剤いれるだけだけど)の
トレボン(有効成分:エトフェンブロックス)あたりで、やっつけてやろうと思ってたんだけどね。
まぁ晴れないね。
そんな天気を見てるうちにもう5時さ。

今日のところは、・・・ということで、明日に持越し。

何でやっつけようかと、まだ思案中。
トレボンか、スピノエースか、エスマルクDFか・・・・
トレボンで、今いるやつらの息の根を止めて・・・それからエスマルクで今後の対応という手もあるな。

こうやって、農薬の名前書いちゃうと
「えーからだにわるいそうー」
とかなんとか思われそうですね。

ちなみにトレボンの有効成分はエトフェンブロックス
エトフェンブロックスは、合成ピレスロイドなんだけどもね。

「えーピレスロイドとか、危なそうな名前(>_<)!絶対、自然にないよね!」

とか言われそうですが
そんなことなくて、

ピレスロイドは、「除虫菊(シロバナムシヨケギク)」に含まれる有効成分です。
これを科学的に合成したのが、合成ピレスロイド、その一つが、エトフェンブロックスっていうわけね。
まぁ除虫菊の有効成分ですから、いわゆる「蚊取り線香」の有効成分と同じってことだね。
家庭用の殺虫剤でも結構一般的に使われてる、成分です。

で、続きまして、スピノエース
なんだか、風邪薬みたいな名前ですけど。
これの有効成分は、「スピノサド」
スピノサドは、バージン諸島にいる土壌放線菌「サッカロポリスポラ スピノサ」が生み出す成分です。
天然由来。

そんでもって、エスマルクDF
ちょい、昔の偉い人っぽい名前だけど、全く違います。
ちょい、これも風邪薬っぽい名前ですけど、全く違います。

ちなみにエスマルクDFは、BT剤の一つです。
また新しい言葉「BT」ね

BT:Bacillus thuringiensis (バチルスチューリンゲンシス)の略で
なにかというと、「細菌」
バチルス菌なんだけど
これが作り出す、タンパク質や胞子をチョウ目(蝶々とか蛾とか)の幼虫が食べると
腹いたを起こして死んじゃう

人間だってさ、ばい菌いっぱいの食べ物食べたらお腹痛くなって
たとえば、O157とかに感染したら、場合によっては死に至るでしょ。
それと同じ。
といってもBTが作り出すたんぱく質は、人間に対する毒性は低いので問題ありません。

このBT剤って、いくつか発売されてますが、一応、これ生物農薬ですので、
有機栽培で使用OK!なわけね。
(ちゃんとJASで使ってOKってパッケージに書いてあるやつを使いましょうね)
まぁこんな感じの農薬の中でどれを使おうか今考えてるところ。
どちらにせよ、どうにかして、あのアオムシたちをやっつけないと、
キャベツ食べれませんので


慣行栽培が安全とか危険とか
有機栽培が安全とか危険とか
自然農法が安全とか危険とか

色々議論はあるかと思いますが、しっかりデータを見て
文献サーベイして
ちょっと自分で考えてみるってのも必要だよね。

参考文献
・桑野栄一・首藤義博・田村廣人:農薬の科学-生物制御と植物保護- (2004)

参考web
・各社 ホームページ
・グリーンジャパンhttp://www.greenjapan.co.jp/



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