世界に笑顔がこぼれる食卓を
食卓に笑顔がこぼれれば、ほんの少しの時間かもしれないし、小さい数人の空間かもしれないけど、そこには平和が生まれるんじゃないかな。
もしそんな食卓が、世界中に広がれば、世界はきっともう少しだけ平和になるんじゃないかな。

そんなことを思いながら、ただ単純に

「おいしい」って自然と言葉がこぼれ落ちるような
そんな野菜作りをしたらいいんじゃないかな?と
肩ひじ張らずに
シンプルに


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2015年3月5日木曜日

キャベツ畑に肥料をまこう!

ちょっと肥料の話

うちでは、主にというか化成肥料と有機肥料両方を使ってます。
どちらか一方に頼るんではなく、両方のいいところを活用?みたいな感じです。

まずは、有機質肥料でいくと
近所のスーパーの食品加工工場の残渣を使った堆肥。
遠くから輸入した肥料もいいけれど、そればかりじゃなく、近くで出たもので作った堆肥や肥料を使って、フードマイルを減らしていく感じ。

うちでは、これ以外に、同じ兵庫県の美味しい卵を育ててる農場のケイフン堆肥や兵庫県で作られてる魚粉肥料なんかを使って栽培してます。

堆肥は、かさばるし、量も必要だし、極力近くでいいものがあるなら使っていこう!という風に思ってます。
もちろん、近いからと言って、品質の悪いものは、使う気がしないですが、今使っているものは、品質もいいので、ちょっと、一般流通のものより高かったりするものもありますが、使用感でいうと、すごくいいので、全然問題ない感じです。

次に化成肥料

うちで、よく使う化成肥料は単肥(タンピ)

窒素だと、ここに写ってる、尿素や硫酸アンモニウム
リンだと、過リン酸石灰とか、ようリンとかね。
カリウムだと、塩化カリウムとか硫酸カリウムとか

化成肥料を使う理由は、作業が効率的に行えること
そして、成分が明確にわかること。
あとは、値段の問題もあるかな。

単純比較しちゃいけないけど、
尿素は20キロ1700円ほど
そして、40%位窒素分が含まれてる
尿素20キロ中に窒素が8キロぐらい
窒素キロあたり、213円ぐらい

有機肥料でお馴染みのナタネ油粕
20キロ1200円ぐらい。
窒素は約5%ぐらい
油粕20キロ中に窒素1キロぐらい
窒素キロあたり、1200円ぐらい。

油粕の方が、窒素換算すると5倍ぐらい高い。

まぁ、有機肥料と化成肥料を成分だけで単純比較しちゃいけないんだけど、分かりやすくするとこんな感じってこと。

で、たまにね
化学肥料コワーイ!とか言う方がたまにいますが

有機物を投入しても微生物などに分解され、硝酸イオンやアンモニウムイオン等に無機化された後植物に吸収されると言われてます。

もちろん、有機物の状態で植物が吸収することもあるんだけどね。
その無機化の行程を省いちゃったのが化成肥料かな?

だから吸収されるときは、有機物肥料だろうが、化成肥料だろうがほぼ同じ。

そして、尿素。最初は、動物の尿から発見された物質。体内では、アンモニアは有害だから、尿素の形にして体のなかに置いてあるそうです。

そして、諸説ありますが、この尿素は、人類が初めて無機化合物から作り出した『有機化合物』


有機物肥料だって無秩序に畑に投入したら、環境を害する。
何でも程度とバランス

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